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伊坂幸太郎 『アヒルと鴨のコインロッカー』 [感想>一般文芸]

内蔵が痛いのか、単に腰が痛いだけなのか、
微妙な位置が痛いです。毎月通っている医師(内科医)には常々言っているんですが、
スルーされています。ずっと座っているのも辛くて。寝転がっている分にはいいんですがね。
次回の通院の時に診察までのクソ長い時間を待っていられるかちょっと今から不安です。
待合室の椅子というのが、小洒落ているんですよ、デザインが。
そのせいで、絶対に横になれない椅子なんですよ。

システムも新しくしたし、患者を今までのように待たせないぞーっ、
てな意味でこんな椅子にしたのかもしれませんが、
現実は待つ時間は変わらないし、医師によっては結構待たされたりもするんですよね。
だから嫌いよ、大学病院は。

医者は神様です、なんて思っている人っているかもしれないけど、
私はそうは思わないです。寧ろ逆です。酷く言えば無能。
結構な金と時間を積んでお勉強したんだろうけど、病気一つ満足に治せない。
これってただの医療不信かもしれませんが、不治の病っつうか難病持ちにしてみれば、
病気がよくなるってのは相当な患者サイドの努力っつうのがあるからこそなんだと思います。
日本人、努力すること好きだもんなー。

あー、また話が反れました。ま、そんだけちょっと辛いってことで。

自分の中の「再読フェア」実施中です。今度本注文して、それが本当に揃うならセルフフェアは止めねばならないのですが、何だか書棚にしてる押入れ開ける度に新発見しちゃってなー。何か止まらない。
本日の一冊も、割と面白くて結構読み返してます。なんか映画にもなったらしいですね。
以下感想です。



大学に入学し、越してきたアパートの隣に住む男と一緒に本屋を襲撃して辞書を万引きする話。最初はそんな感じの始まり方なのですが、2年前のある女性視点からの物語も同時に進行します。巻き込まれるようにして隣人と本屋を襲撃してしまうのですが、その後不可解な出来事が主人公に降りかかります。その真相は…。という感じ。

最初読んでいて、からくりが解けた時、「嘘だろー」と思わず呟いてしまいました。でもミステリでこういうオチってアリ?みたいな。そういう感じです。でも読んでいると「ああ、成る程ね」と思い至る場面もあって、2度美味しい本でした。最初読んだ時より、再読の方が何となくじっくりと伏線確かめたりとかして楽しんでいたような気がします。ミステリ系って、トリックや犯人が一度判ってしまうとあまり読み返したりしないのですが、これは何度読んでも楽しめる本です。そういう本も珍しいかも。

映画版DVDはこちら↓。




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