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菅野彰 『青春残酷物語』 [感想>BL本]

昨夜徹夜で本読んでたんで少し眠いです。
そろそろ本を読むには適さない季節がやってきます。
なのに本のフェアは何で夏にばかりやるんだろう…。
話題作の文庫落ちもこの時期に多いしね。

本日の垂れ流し感想文は、先日購入した古本です。
随分前に出版された一冊です。タイトルだけ同じ映画ってなかったっけ??



まるで災厄のように、過去からやってきた男。美大の公私をしながら彫塑をやっている守衛哲朗(もりえてつろう)のもとに、突然現れた男。――それは、現アイドル俳優、そしてかつての恋人・遊佐晴親(ゆさはれちか)だった。十年前、2人は言葉もかわさず、白い雪の中をただ歩いていた。戻る意思もないまま……。一度も肌を重ねたことのない、決して忘れたことのない「恋人」。だがすっかりノーテンキになった彼は今、殺人犯として追われていて……!?(裏表紙より引用)

親友以上恋人未満な2人です。ラブが、ラブが見えないっ。
当時はこういう話でも通用してたんだろうな…。
場数を重ねた人が読むと、
「……ラノベ?」と聞きたくなるような展開でした。

表紙イラストはそれっぽく見えるのに、どうしてかねえ??
最後まで肌を重ねるシーンはなかったよーな…。
何だか読んでて思ったのが。
「こういうのを中2病っていうのかね」という感じでした。
心中を図ったの高校生だから高二病?かもしれんけど。
十年前の晴親の思考がモロそうなんだよなあ。
その年代じゃないと絶対考えられないというか。

暇つぶしにはなったけど、弾けた展開もあまりなかったので、
ちょっと肩透かしだったかな。
まあ、でもあの頃はこういう話が流行っていたということで。

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