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高遠琉加 『美女と野獣と紳士』 [感想>BL本]

随分久しぶりの感想文になります。
本自体は結構読んでいるのですが、
感想を書くまでの気力がちょっと失せてました。
と、とりあえず書きためてた分は出しちゃおうかなということで、
久々の更新です。
貯めてた分の感想が切れたら、
ついったーの如く短めの短文感想文になるかと思います。
以前みたいに毎日更新できればいいのですが、
それはどうかな……。

シリーズ2巻目。初めてのクリスマス編ってことになるのかな。



久我をシェフに迎え、再スタートを切ったフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」。「君が必要なんだ」――そう言って店を辞めようとした修司をなりふり構わず慰留した理人だが、彼には老舗の「ゴルド」を手中にするという野望があった。食への興味を持たず、上司の叶の助力を得てそれを成し遂げようとする理人。久我はそんな理人に対して嗜虐心と、心から料理を美味いと言わせたいという相反する気持ちが芽生えてしまう。お互いを意識し合う二人。ところが久我のフランス修行時代の恋人が店に現れて――。(裏表紙より引用)

今回は理人が「あしながおじさん」と呼んでいる、
彼を支援しているある人物の正体が解ります。
その正体が意外な人物で、それでいて身近な人物だったりするのでちょっと驚きでした。

理人が「誕生日は好きじゃない」というのは育ちのせいなのかな。
でも今まで「あしながおじさん=父親」と思い込んで頑張ってきたわけだから、
それが違っていたとなったらどうなるのか…。
もしかしたら、という想いで頑張ってきたのに、
全然当てが外れていたとなるとどうなるのか…。

今回は本当に嵐の前の静けさという感じのお話でした。
美女がサラで、野獣がジビエで、
紳士が叶ってことになるのかな。
クリスマスで忙しい店のために理人が眼鏡を掛けて,
俄かギャルソンになっているイラストが入っていて、それが萌えでした。

終盤で理人と修司の仲も美妙なものになり、
すごいところで切れています…。
おいおい無理やりに事は運ばないんじゃなかったのか?
リアルタイムでコレ読んでた人はかなり厳しかったろうなと思いました。
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